旧優生保護法は「憲法違反」最高裁大法廷が統一判断示す 審理続く裁判にも大きな影響 「私の命を返して」原告女性の思いとは…【news23】|TBS NEWS DIG
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- Опубликовано: 2 июл 2024
- 「著しく正義・公平の理念に反し到底容認できない」。旧優生保護法により不妊手術を強制された人たちが国に賠償を求めた裁判で、最高裁大法廷は旧優生保護法を「憲法違反」とし、国に賠償を命じました。最高裁が統一判断が示したことで、全国で続く同様の裁判に大きな影響を与えることになります。今も裁判で審理が続く女性の思いとは。
■2万5000人が不妊手術「67年間苦しんだ」旧優生保護法は「憲法違反」最高裁
判決後、拍手の中で掲げられたのは「勝訴」の2文字。被害者が長年、待ち続けたものでした。
旧優生保護法のもと、不妊手術を受けた人は約2万5000人。国に賠償を求める裁判が相次ぐなか、そのうちの5つの裁判について、最高裁大法廷が統一判断を示しました。
原告の一人 北三郎さん(仮名・81)
「本当に67年間、苦しんできました。本当に嬉しい」
判決に涙を流して喜ぶ原告の北さん。
裁判の争点のひとつは「除斥期間」と呼ばれる規定を適用するかどうかでした。これは不法行為から20年たつと賠償を求められなくなるというもので、高裁では判断が割れていました。
最高裁大法廷は…
裁判長
「生殖機能の喪失という重大な犠牲を求めており、個人の尊厳と人格の尊重の精神に著しく反する」
裁判官15人全員一致で旧優生保護法を「憲法違反」としたうえで、「除斥期間」は適用しませんでした。
裁判長
「除斥期間の経過により国が賠償を免れることは、著しく正義、公平の理念に反し到底容認することはできない」
判決後、原告の北さんは…
北三郎さん(仮名・81)
「大勢の皆さんに支えられて、きょうは勝訴して、こんなうれしいことはないです」
今回、最高裁の統一判断が示されたことで、全国で続く同様の裁判に大きな影響を与えることになります。
■看護師から「生理がなくなる手術」と言われ子宮摘出 77歳の女性「今も子どもは欲しい」
判決後、勝訴の文字を見つめる女性の目には涙が…
西スミ子さん(77)。旧優生保護法によって大切なものを奪われた一人です。
西さんは今回の裁判の原告ではありません。現在も東京地裁で審理が進められています。
西スミ子さん
「悔しいですね。病気で子宮をとったわけじゃない」
西さんは生後6か月の時に脳性麻痺を患い、肢体不自由の児童のための療育機関に入院。
生理が始まった13歳の時、職員や看護師に責められるようになったといいます。
「また生理なの?」
「自分の生理の始末も嫌なのに、他人の始末はもっと嫌だ」
看護師から「生理がなくなる手術がある」と言われ、子どもを産めなくなるとは知らずに旧優生保護法に基づく子宮摘出の手術を受けました。
被害に気がついたのは、それから10年後。
西スミ子さん
「(子どもは)今も欲しいことは欲しいけど、もう歳も歳だから」
国に責任を認めてもらおうと、損害賠償を求める訴えを起こしました。
西スミ子さん
「私の命、返してほしいです」
3日の判決。仲間の勝利に西さんは「勇気をもらえた」といいます。
ーー西さん自身の裁判に向けてここからスタートですね。
西スミ子さん
「勝とうと…」
■旧優生保護法は「憲法違反」 一方で「優生思想」は過去のものか?
小川彩佳キャスター:
歴史的な判決が出されました。まずはここまで長きに渡って苦しんでこられた方々の戦いに敬意を表したいです。
ただ、法律は過去のものでも果たして「優生思想」は過去のものだろうか?と感じます。障害者施設での痛ましい事件も記憶に新しいですし、SNSがあることで「優生思想」をもとにした発信が、賛同を得て広がっていきます。その度に苦しめられ、傷つく方々がいるわけです。
QuizKnock CEO 伊沢拓司さん:
「優性思想」という言葉を使うと綺麗に聞こえるかもしれませんが、明確な差別です。「命に一切の例外はない」ということを心に留めておかなければなりません。
この判決はすごく画期的ですが、まだまだゴールではありませんので、これからの裁判の行方も注目したいと思います。
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なんで67年もかかるんや
普遍的な人間の尊厳、それも「危害を加えられる事はない」という最低限度の人間の尊厳。本当にこの判決がおりてよかった。
尊厳の回復と言うより「奪還」ですね。
これは「価値ある勝ち」。
失礼な話だけど、原告よく生きてたな
これ国の問題か? 親子で話し合うか親訴える問題とちゃうの 弁護士もその親が亡くなっているのを確認して話し持ちかけたのだろうけど
外国人への生活保護費支給も”憲法違反”です
外国人で難民に該当されれば生活保護や都営住宅にも住めますからね…
「優生思想」には時代的背景も有った。『思想』に良い悪いは無い。現在の基準で過去は裁けない。
良いコメントですね。
個人的には 優生保護法で
代理出産と ベビーブームを理由に 合法NTRされた女性と
二重国籍の疑惑の アジアカクテルベビーとか
『あれ? あなた お母さんの血は入ってますが お父さんの血は…………』って
なってる 気がするんだが
優生側は もっと闇と業が
深いような(´・ω・`)
Nam mô a Di Đà Phật ạ
❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤
気の毒とは思うが、親も許可して強制ではないのだから、賠償金はそこまで多く払う必要は無いでしょう
許可した親も恨むべきだよ
親や現在の後見代理人相当の人の口頭許諾があったんじゃないの?
そうであるなら、官責さらには国家賠償になるのは如何なものか?
優生保護法は正しかった!!
お前はナチ党員か?
間違いない!
また復活してほしいよね~
優生保護法を復活させろ
負の遺産を抱えてる人は、なぜ負の遺産を抱えているのかってことです、それはDNAに欠損があるからなんです、その人達の子どもは基本的に欠損したDNAのコピーなんですよ。
残酷なことですが、欠損したDNAは遺伝によって修復することはありえないんです。
だから人は負の遺産を抱えたら、そこで末代確定しなきゃダメなんですよ。
そこに権利を主張し、負の遺産を連鎖させるというのは、子どもに苦労を背負わせてでも自分の欲を満たしたいというのなら、そんな子どもを第一に考えられないやつこそ絶対に親になるべきではない。
子どもはペットじゃないんだぜ、途中で育てられなくなったからって処分場に持っていくことは絶対にできないんだ。
人の親になるということが、どれほどの重大な責任を背負うかってことを理解していないだろう。
その重大な責任を背負う覚悟も持たず、それでも本能に従って作ろうとするんだから、何らかの形で強制停止させることはやむを得ないと思います。
優性保護を絶対悪と言い切れないところもある、必要悪?かな。
北さんって強制避妊されたこと黙って結婚したんだよね、単に結婚しなきゃよかったんじゃね、国が不妊の強制というのもどうかと思うけど、この件は北さんの非もかなり大きいと思うぞ。
むしろこういう秘密は墓にまで持っていくべ気だったと思う。
医学をはじめとする、あらゆる科学技術が現在ほど進んでいなかった時代の判断を「違法・間違い」とするのは無理があり過ぎでは? それらは当時の「時代の限界」だった。 また国も、かつては現在ほど豊かではなかった。
ライ病・肺炎・精神病などもかつては迫害されていいた。HIV-エイズ なども原因が解明されるまでは毛嫌いされていた。 病気が解明されてくれば、毛嫌いすることも自然に減ってくるし、人々も手助けできるようになってくる。 それまでは、時を待つしかない。